沖縄の人情深さが表れているのがこのモアイでは
ないだろうか。
モアイは漢字で「模合」と書き、もともとは凶作
に備えて穀物を供出しあって蓄える制度からスタート
し、その後穀物のかわりにお金に変わっていった。
本土でも昔はこの風習があったらしいが、金銭に
関わることなのでトラブルも多く、今ではほとん
ど存在してない。
では、なぜ沖縄でこの風習が残っているのかという
と、戦後の金融機関の遅れもあって貯金をす
るには模合はもってこいのシステムであったのだ。
もっとわかりやすく説明すると、定期的に行われる
模合で、各会掛け金が1万としよう。
5人の模合の場合、4人が残り1人に1万ずつ渡し、
次の会では別の1人に他の4人が1万円渡す。
渡された人は、そのお金を何に使おうが本人の
自由。というわけだ。
要は月に1万円貯金して5カ月後にそれがまとめて
戻ってくるという仕組み。